2040年道路の景色が変わる。道路新ビジョンを味わってみる会開催


『公共事業』が『交響事業』になる道路のビジョン
若手の会主催の「2040 年道路政策ビジョンを味わってみる会」を8月1日にウェビナーにて開催しました。今回のテーマは、今年6月に国土交通省より公表された「2040年道路の景色が変わる~人々の幸せにつながる道路~」についてです。策定の中心メンバーだった国土交通省の祢津知広さん、藤浪武志さんのほか、ソーシャルコンテンツプロデューサー山名清隆さんをお招きして、新ビジョン策定に対する思いやウラ話など、パネルディスカッションを交えながら盛り上がってみました!贅沢にも策定中心メンバーから直接お話し頂ける機会となり、土曜日でしたが多くの方にご参加頂きました!受発注者の壁を超えて、フラットに創造的対話をしました。非生産的だが創造的でした。国交省のお二人からは、建コンに対してこんな期待を寄せられました。
『建コンは、現場を最も知っており、技術的スキルもある。ぜひビジョンに対してダメ出ししてもらいたい。そうすることで共にビジョンをブラッシュアップしていきたい。』
『次のステップは、ビジョンをプランニングに落とし込み、実行してかなければならない。その時には建コンの力が大きくなる。』
『建コンは発注者のパートナーというより、ビジョン実現の主役になってもらいたい。社会課題を捉え、より良い社会にするため仕事を創るよう提案してほしい。』

 

そして、山名さんからは、

 

『これからは、問い立ての時代だ。答えを出すことより、現状に問いを立て新たな価値を生み出すことの方が求められる。建コンの皆さんも今の仕事のやり方を俯瞰的に見て問い立てしてほしい。やるべきことが見つかるかもしれない。』

 

とのお言葉を頂きました。

 

 

我々はどうアップデートしていくべきなのか。

建コン技術者一人ひとりが自らの仕事に問いを立て、考えていくことこそ、ビジョン実現の第一歩なんだと確信しました。

 

20年後・・・。道路はどんな景色になっているでしょうか。